予約フォーム
    

総院長日記

2013年8月 3日 土曜日

総院長のひとりごと8

23年前に、クランプを使った包茎手術が、美容外科医としての最初の手術でした。当時の切除範囲のデザインは、ほとんど画一的で、クリニックのマニュアル通りの手術でした。切除し過ぎることは、ほとんどありませんでしたが、手術後も余っている方は、いらっしゃいましたね。
最初のクリニックでは、クランプを使えない方の手術はしなかったと思います。だから、真性、陥頓包茎の方は絞扼輪に背面切開を入れて、クランプが嵌まるような方しか手術はしなかったですね。美容外科の仕事がメインでしたが、最初の1年程は半数近くは包茎手術やシリコンボールでした。美容外科も、最初のクリニックでは、ほとんどの手術にマニュアルがあり、基本的な手技の習得には、非常に恵まれていましたね。3年目に入ると、包茎手術も様々な症例に対応できるように、フリーバンドの手技にシフトして、美容外科の手術も、そのクリニックでは、限界を感じるようになっていきました。
一般診療の院長をしながら、最後にアルバイトも含め、足掛け15年お世話になったクリニックで、一番たくさんの手術手技のバリエーションを考えましたね。美容外科で一番、関心を持ったのは、フェイスリフトと豊胸、そして瞼の脱脂などで、男性の手術は全ての包茎手術に対応できるできる手技を考えることでした。
美容外科も含めて、増大、長径などを、安全にできる限り満足していただくような、手術手技ですね。手術を受けられる方から、発想を得ることも多くありました。脂肪注入も、3つの区分に分けて注入すると、ダルマ状にならないとか、根部で固定するとさらに効果的であるとか、アイデアは、大事だと思いますね。シリコンリングも、そういった方からの要望でもありました。最初は、数珠状のリングが多かったですよね。業者とも相談しながら、いいものができました。ボールとの組み合わせも考えましたね。リングを取り入れてからは、主流になりました。
次回は、今回の「ひとりごと」の最後として、今後の抱負を交えて書いてみようと思います。

総院長 伊藤暁彦

投稿者 東京新宿メイルクリニック


大きな地図で見る

住所
〒169-0074
東京都新宿区北新宿1-1-17 ウィンド北新宿ビル2F(1階がサンクスさん)
最寄り駅
JR中央総武線 大久保駅南口下車
診療時間
火~金 10:00~20:00
土・日・祝 10:00~18:00
月曜休診日

お問い合わせ 詳しくはこちら