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総院長日記

2013年7月30日 火曜日

総院長のひとりごと7

例外もあると思いますが、男性の悩みは、男の方が良くわかりますものね。そういう意味合いを込めて、「メイルクリニック」とクリニックの名称を決めました。
僕も、その中の一人ですが、個人で開院されているドクターは、大手の美容整形外科の出身の先生方が、多いと思います。そういう先生方は、それぞれの経験を生かして、独自の考え方をもって診療にあたっていると思いますね。
そういう先生方も同様の経験されていると思いますが、グループ展開しているようなクリニックで、カウンセリングを受けられたり、一度手術を受けてから、来院される方が、多くいらっしゃいます。何院かのクリニックを受診されることは、良いことだと思いますが、手術を受けられる前に、納得いくまで、カウンセリングを受けることをお薦めします。
今年に入ってからも、他院で手術を受け、一週間後にメイルクリニックの診療日記を見つけて、受診された方が、いらっしゃいました。当日簡単なカウンセリング後、すぐに手術を受けられたそうです。結局、1ケ月後に、当院で再手術をしました。当院でも、カウンセリング当日の手術も多いですが、いずれにしろ、十分なカウンセリング受けられることだと思います。  メイルクリニックを開院して、7年目に入りますが開院した当時から、他院での再手術、包皮と亀頭の癒着や陥頓、真性包茎などの方が多く、近頃は、仮性包茎の方は以前ほど、気にしなくなってきたのかな、と漠然と考えていました。ところが、再手術の統計を調べてみるとかなりの件数になりました。急を要する症状ではないので、安易に手術されているのかもしれません。
一度手術を受けられた方や、急を要する方は、慎重に情報を集められて来院されるのではないかと思います
次回は、実際に経験した症例の方で「ひとりごと」を書いてみたいと思います。

総院長 伊藤暁彦

投稿者 東京新宿メイルクリニック | 記事URL

2013年7月24日 水曜日

総院長のひとりごと6

名古屋院を開院した当初から、札幌から沖縄まで全国からわざわざ名古屋まで来院される方々が多く、翌年の5月に新宿院を開院しました。3ケ月程で関東以北の方は、新宿院に来ていただけるようになりました。嬉しかったですね。さらに翌年、平成21年6月にドクターを育てるために品川院を開院しました。様々な考え方があると思いますが技術的なクオリティを維持して自分と同じような価値観を持って仕事ができるドクターは3院が限度だと、今までの経験上思っていました。以後、理想に近い環境で、品川院を任せられるドクターを育てていた時期に東日本大震災がありました。平成23年3月11日でしたね。
2年以上経過した今でも多くの被災者の方々は大変な生活を強いられていると思います。未曾有の自然災害と起こってはならない原発事故でした。この原発事故の影響が大きかったですね。いいドクターでしたが地元に帰ることになって、品川院はちょうど2年で閉めることになりました。それから、改めて同じ価値観を共有できるドクターに出逢い、クオリティを維持してもらうには僕の歳を考えると、3院目は諦めざるを得ませんでした。そして、名古屋院と新宿院の2院でクオリティの高いクリニックを目指していこうと決心しました。
名古屋院の林院長は僕が美容外科で仕事していた頃から、僕の手術に共感して、症例を重ねていってくれた貴重なドクターです。もう8年目になりますね。整形外科の専門医で、僕は全幅の信頼をおいています。
新宿院と品川院でドクターを育て、品川院を閉め、福岡に開院して3院でメイルクリニックとしてクオリティの高い手術を提供することが夢でした。
2年を経過した現在、クオリティの維持を考えれば、今の環境が最良だと思っています。遠方からメイルクリニックに来院される方は2院しかありませんが、どちらを選んでいただいても、林ドクターか僕が執刀しますので安心して気軽に来院して下さい。 

次回は、近況報告を美容整形外科クリニックで仕事をしていた頃のエピソードを交えながら、「ひとりごと」を書いてみようと思います。


総院長 伊藤暁彦

投稿者 東京新宿メイルクリニック | 記事URL

2013年7月22日 月曜日

総院長のひとりごと5

美容外科も平成16年17年くらいからレーザー治療やヒアルロン酸の注入、メソテラピーなどのプチ整形、美容皮膚科など、徐々に様相が変化していきました。自分の中にも何か煮え切らないものがありましたね。私生活は、随分落ち着いて来ていましたけど、少しずつスタッフやオーナーとも距離感を感じるようになっていきました。
自分が、きちんと評価されていると思えなかったのかもしれませんね。まあ自分勝手な思い込みですけど。手術三昧の日々で、心身共に疲れて余裕もなかった、というのが本音ですかね。そんな精神状態の時は、様々なことが自分にも回りにも起きるもので、骨を埋めるつもりでいたクリニックから独立することになりました。
もう50歳になっていましたので男性専門のクリニックをやろうと、今のメイルクリニックを平成19年10月に開院しました。開院当初から様々な悩みを持つ方々が来院されますが、他院での手術の修正、真性包茎、カントン包茎など切実な悩みを持つ方々が多いことには驚かせられました。
20年の経験と手術手技の工夫が本当に役立つ時が来たような感慨がありましたね。手術主体の美容外科の時代のように手術がメインの分野ですものね。今でも美容外科の手術は好きですね。紹介の方は開院当初から手術日を決めて来院していただいています。
いずれにしろ喜んでいただけることは嬉しいですよ。2年程前から以前手術を受けられた方がフェイスリフトやタルミ取りなどの手術に来院されますね。息子さんやお嬢さんと来院される方もいらっしゃいます。

最近も、スタッフから「院長、Aさんってご存知ですか?10年程前に、Cクリニックで院長に手術していただいた方らしいんですけど。」
「Aさん、うん、覚えてる。〇〇の仕事してる人だよね。」
「そうです、そうです。ようやく、院長がどこで仕事をされてるか教えてくれたそうです。こんなに近くにいらっしゃるなんて、っておっしゃっていましたよ。」
10年前に手術をされた方とか懐かしいですし、自分を探して来院頂けるのは嬉しいですね。

名古屋開院の翌年、平成20年には、新宿院を開院しました。
次回からは、メイルクリニックの開院から、近況報告なども交えて書かせていただきます。

総院長 伊藤暁彦

投稿者 東京新宿メイルクリニック | 記事URL

2013年7月20日 土曜日

総院長のひとりごと4

僕だけかもしれませんが、現実を否定しながら生きているようなところがあるんですよね。この歳になって思うんですけど、それはいい面もありましたがリスクの方が大きかったですね。
そして平成9年から、ちょうど10年間、平成19年の11月まで最後の大手美容外科で仕事をすることになりました。最後の2年間までは楽しかったですね。オーナーもなかなかの人物でしたよ。まあ、自分も含めて利害関係の中で長年仕事をしていると
価値観も変わり、齟齬も生まれて一線を越えてしまうんでしょうね。信頼感も希薄になって、結局は独立するしかなくなるわけです。この10年が、ちょうど40代でした。
二重瞼、隆鼻プロテーゼから、豊胸、脂肪吸引等、手術三昧の日々でした。もちろん、包茎のオペは、1日1件は必ずと言っていい程ありました。この時期にフェイスリフト、上下眼験のタルミ取りや脱脂などオリジナルな方法を試しながらやりましたね。症例写真は今もあると思いますね。今でも紹介で美容整形の方もよく来院されます。
包茎手術も根部切開、切らない手術などに加えて、長茎、脂肪注入、Z形成、これは他院で切除しすぎた方に施術する方法ですが、長茎術と同時に施術するといいですね。真性包茎やカントン包茎などは、背面切開後にデザインして絞扼を解放してV字に縫合するとか。今でも受診される方に最良のアドバイスをさせていただいて手術をしています。
この時期は、症例も本当に多く勉強になりましたね。医者も様々ですが、僕はやはり症例数が一番大事だと、思います。どういう仕事でも経験が第一ですよね。
次回は、アルバイト時代から、14年間お世話になったクリニックから現在までの思い出を書かせていただきますね。

総院長 伊藤暁彦

投稿者 東京新宿メイルクリニック | 記事URL

2013年7月17日 水曜日

総院長のひとりごと3

その焦りの中、同僚とわずか2、3年の経験で、美容外科クリニックを、開院しました。そんなに甘くはないですよね。1年も続かず、さらに深刻な状況になっていました。その頃ですね、寝汗をかいていたのは。クリニックを締める時には、かなり人間関係が崩壊してしまいましたね。今でも、いくらか余韻を引いているかもしれませんね。そんな時、個人病院の院長の仕事の話があって、平成5年の春だったと思います。僕の診察日は、週3日で、収入は、激減しましたから、負債の返済なんか全くできません。そんな時にその個人病院のオーナーに弁護士を紹介され、公私とも、いろいろと勉強させていただきました。その先生は、今でも顧問をしていただいてます。その病院は地域の診療所のようなもので、一般診療、健康診断、人間ドックなどで、いい経験でした。負債のことは、頭から離れなかったですけどね。結局、その先生にアドバイスを受けながら、10年がかりで清算しましたが、この時期のどこかで、祖母の言葉の意味がいくらかわかったような気がしますが、その当時は何も考えられなかったですね。「これから先、どうなるかなぁ?」って気力もなく、2、3ヶ月過ぎた頃、「もしもし、Tですけど、久し振り。元気にしてますか。」、美容外科をしている友人からの電話でした。「本当に、久し振りだね、どうしたの。」。「急なんだけど、週に何日か、手伝ってくれないかな?」という電話でした。そんな時期でしたので、あまり深く考えず、「いつから?」軽く引き受けましたね。後々、この電話が大きな転機になったわけですけど。週1日が、週2日になり、結局一般診療の方が、週1日になり、いつの間にか友人のクリニックが、メインになっていきました。このスタイルが、オーナーの御子息に院長を引き継いだ、平成9年の春まで続きました。そして、仕事としては、最も充実していた10年間に入っていくことになります。
では、続きは、次回に。
また、気軽にメール相談して下さいね。

総院長 伊藤暁彦

投稿者 東京新宿メイルクリニック | 記事URL


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