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診療日記

「さらば!男の悩み」診療日記

診療日記第78話 環状切開法による包茎手術のリスクと修正手術その1 (画像あり)

包茎手術には現在、大きく分けて3種類の手術方法があります。
① 亀頭直下(埋没)法・・・亀頭から派生する薄皮(内板)を切除し、治療痕を亀頭直下にする方法。
② 環状切開法・・・亀頭から派生する薄皮(内板)と陰茎根元から派生する厚皮(外板)の双方を切除し、陰茎中央部で縫合する方法。
③ 根部切開法(バックカット法)・・・陰茎根元から派生する厚皮(外板)のみを切除し、治療痕を陰茎根元にする方法。

ここ10年位は亀頭直下法が多く用いられますが、最近インターネットによる一部の情報
の偏りから環状切開法を受ける方が多くなりました。ただしそれには大きなリスクが伴う
場合があります。

まずは画像を見て下さい。某有名クリニックによる環状切開法による包茎手術3カ月後の状態です。



実はこの画像は、
・亀頭から下の部位が極端に腫れてすごく見栄えが悪い。
・勃起時に縫合部と陰茎根元に強い痛みがある。
と言う理由からそこのクリニックで2回の手術を行っているのです。

その後の対応は、執刀医自ら「手術をして3カ月位にならないと状態は落ち着かないから
いちいち電話してくるな!」というもので、不安でたまらない患者さまの訴えを全く受け入れない姿勢だった様です。しかし待ちに待った3カ月でこのあり様です。経過観察(有料)に行っては、執刀医に理由もなく怒られるので、精神的にも参ってしまったと包茎手術による副次的な苦痛も訴えておりました。

最近、当院には「他院で包茎手術を受けましたが、状態が酷いので診て下さい。」、と多くの患者さまがお見えになります。
中には、「刑事告訴をしました。」、「裁判中です。」と言う方もいます。メイルクリニックとしては患者さまの修正治療を全力で行うと共に、警察に全面協力をしながら最良の解決を望んでおりますが、同業者として訴えられている医師は免許を取得する時、診療所を開設する時の志は何であったのか、とても疑問を感じます。


この患者さまの包茎手術の目的は
1、 平常時、亀頭を露出させて見た目のコンプレックスを無くしたい。
2、 亀頭下の包皮が過敏な状態であり満足できる性交渉ができない為、過敏な部位を除去
したい。 
3、衛生面を改善したい。
というものでした。

某クリニックでの手術後の状態をみると、患者さまのご希望に到底沿うものではありませんでした。

検証
1、 見た目のコンプレックスを無くしたいはずなのに、包茎手術をした事が、誰の目にも明らかなツートンカラーと病的に見える不自然な腫れがあります。
これでは、包茎手術をした事による新たなコンプレックスが生れます。高額の手術費を払って手術をする意味がありません。
2、 亀頭下の包皮の切除が希望だったにもかかわらず完全に残っています。
手術前に患者さまの主訴を一応は聞いたものの、手術前と仕上がりについての説明は全く無かったそうです。
3、 仮に腫れが無くなったとしても、亀頭下の内板(薄皮)の部位はシワシワになりやがて亀頭のカリ首を覆ってしまう事から、ジメジメが発生します。
ジメジメは数時間で臭いや垢を発生せる為、内板が残っている部位の衛生面は保てなくなります。

この患者さまのご希望を尊重するのであれば、必要な手術は亀頭直下法です。それ以外の
手術は適当ではありません。

環状切開法を行う場合はそれ相応の理由があります。
A、包茎手術はあくまで勃起時に余っている包皮しか切除できないので、カントン包茎などで絞扼輪(締め付けている部位)の切除が最優先される場合は、環状切開法になる事があります。

B、亀頭下の内板が性感帯と強く訴える方には、内板を残すために環状切開法を用います。ただし、そういう理由で環状切開手術を希望する方は当院において3年に1人くらいです。

C、陰茎中央部に尋常性白斑があり、内板と外板よりも色素が薄く、病的に見えてしまっている場合は、患者さまのご希望に応じて尋常性白斑の部位を切除すること、つまり環状切開手術を行うこともあります。

包茎手術とは、患者さまの状態やなぜ治したいかという意向を無視して、ただやればいいという手術ではありません。状態次第では、亀頭直下法が必要な場合や、根部切開法が必要な場合もあります。
環状切開法は上記の方法の中では、一番簡単な手術方法です。乱暴な言い方になりますが、環状切開法しか施術できない執刀医が、亀頭直下法や根部切開法に難癖をつけて、環状切開法を希望しない患者さまに事前に手術や仕上がりの説明もしないまま施術をし、文句があるなら頭ごなしにどやしつけ、治療した患者さまを疎遠にしようとするのがここのやり方ではないでしょうか。現に患者様も、二度とあのクリニックにはかかわりたくないと申しておりました。

さて問題は、2回の手術でかなりの包皮を切除している為、患者さまが希望している腫れのある部位の内板が切除できるかどうかです。
勃起時の長さを無視して、全ての内板を除去するなら簡単なのですが・・・・・


次回、環状切開法による包茎手術のリスクと修正手術、堂々の完結!!!
メイルクリニックの最高技術を駆使した、こん身の修正手術と最良の仕上がりについて。
10月15日(月)に更新します。

投稿者 東京新宿メイルクリニック

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